テレビ業界の仕事は華やかで出会いが多いイメージがあるが、
テレビ局で働く人はなかなか結婚できないという話も聞く。
テレビに関わる仕事がしたいけど、
結婚もして子供も欲しい。
福利厚生の面がしっかりしていそうなテレビ局でも
肝心の結婚ができなければ意味がない。
実際のところ社員の未婚率はどうなっているのか知りたい。
番組制作や放送に携わるエンターテインメントの仕事は
一般的な企業や業種では経験できない業務がたくさんありますが、
結婚ができにくいとなれば考え物。
高収入で出会いも多いとされるテレビ業界では
なぜ結婚できないイメージが強いのか。
また、地方テレビ局では結婚率はどうなっているのかについて
私の元同僚のケースから考えられることを書いていきます。
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Contents
テレビ局の女性社員の割合
テレビ局でも女性の役員なども増えていて
どの部署にも女性が１人以上配属されるようになってきていますが、
特に多いのは総務、記者、編集アシスタント（テロップ制作）、ａｄなどでした。
営業や事業、カメラマン、技術など
力仕事が多い部署は比較的男性が多い印象でした。
各部署の女性社員の結婚率
女性社員は部署によって結婚率に違いがありました。
仕事内容が影響しているのか、ある傾向が見られました。
結婚率の高かった部署
比較的結婚しているスタッフが多かったのが
ａｄ、編集アシスタント、総務など
裏方の仕事を担当する人です。
また、例外として地元出身のアナウンサーは
３０歳を過ぎると結婚している確率が高かったように思われました。
結婚率の低かった部署
逆に記者や２０代の若手アナウンサー、制作など
テレビ出演をするタイプの役割や
バリバリこなすような部署の社員が
結婚していない傾向にありました。
お付き合いしている人も半分くらいいましたが
私が勤務していた頃には
結婚まで踏み切ってはいませんでした。
女性の結婚率が低い理由
結婚していない社員は
どんな傾向があるのか私なりに考察してみました。
期待に応えたいことから芽生える仕事へのストイックさ
結婚ができないというよりも
仕事を優先して恋愛に力を入れていない人が多いと
仕事ぶりを見ていて思いました。
よりよいコンテンツ作りのために
どうしても仕事を優先してしまうようです。
出会いの場に行かない
仕事を優先するとプライベートでも仕事のことを考えてしまい、
恋愛を優先しなくなるようです。
高収入のイメージがあって
合コンなどでは受けがいいはずですが、
結婚していてもカメラマンや同僚が相手になるケースが多かったです。
結婚「できない」わけではない女性スタッフたち
どちらかといえば、
結婚「できない」のではなく
「していない」社員がほとんどだと感じました。
キャリア的にも優秀だし、
きれいな人が多かったので
単に仕事に真剣に向き合っている人が多かったのだと思います。
ただもちろん結婚している人が不真面目だというのではなく、
タイミングもあると思います。
家庭を持つことで得られる新しい価値観もあると思いますし、
どちらにせよ結婚はテレビ局で働くうえで
足かせにはならないでしょう。