女性でもテレビ局で活躍できるの?
テレビ局の総合職には
女性社員がどのくらいいて、
どんな部署に女性が多い傾向にあるのか知りたい。
テレビ局の記者やディレクターには
男性のイメージが強く、
女性でも同じように仕事をしている社員がいるのか、
いるとしたらどのような環境で業務にあたっているのか
教えてほしいという人もいるかと思います。
今回は、テレビ局総合職の
女性社員の働きぶりについて紹介していきます。
地方テレビ局女性社員の結婚率は?元スタッフが業界人のリアルを暴露
テレビ局の女性営業部員はどのくらいいる?地方での割合や立ち位置
Contents
総合職の女性社員
テレビ局で女性のイメージが強い
アナウンサーや受付などの仕事以外に
総合職にも一定数女性社員は存在します。
私がいた地方局では
どのくらいの割合いたのかを見ていきましょう。
記者
記者の中には意外にも女性が多いです。
地方局では3割くらいが女性記者でした。
20代から30代の若手社員が多く、
部長にも1人いました。
新入社員の配属先としても
記者になる可能性は高い部署と言えます。
ディレクター
ディレクターは勤務時間の特殊さや
仕事のハードさから女性はなかなかいませんでした。
地方局でも1人いた時代があったくらいでした。
結婚して子育てが始まると
どうしても定時に帰れない仕事はできないので
産休や育休を取った後に
そのまま内勤の仕事に部署異動してしまうパターンが
ほとんどです。
ただ、未婚のうちは
数少ない女性のアイデアを生かして
番組を作っていけるので、
若いうちはやりがいを感じながら
仕事をすることができると思います。
営業
営業部員もあまり女性が多いとは言えません。
こちらも制作部のディレクターと同じく、
取引先の接待や残業の多さなど
定時に帰れない状況が続きがちなので
既婚女性は現役で残りにくい部署といえるでしょう。
地方局では1人と一緒に働いたことがありますが、
20代の未婚女性で
バリバリ契約を取ってくるタイプの
かっこいい女性でした。
他局にも女性営業部員がいましたが、
かなり仕事ができるイメージがありましたね。
編成・総務
このあたりが女性の割合が最も高い部署でした。
基本的には内勤で定時に出勤・退社できるので
結婚した女性社員の異動先にもなっていて
4割ほどを女性が占めていました。
番組表の編成や放送前の番組内容のチェックなど
テレビ局の中枢ともいえる仕事内容から
社員の勤怠や給料の管理や
経費の精算など
異動や転職で入社しても経験が生かせる仕事内容まで
やりがいを感じつつ子育てもできるという環境も
整っているんです。
技術
放送電波の管理や
機材のメンテナンスなどを手掛ける技術部ですが、
地方局には女性はいませんでした。
もし、入社したテレビ局に女性がいたり
採用されたりしたら教えてください。
少々力仕事があることや
工業系の高校や大学の学部に
男性の卒業生が多いことから、
女性の入社や配属は稀になってくるのかもしれません。
テレビ局女性社員の希望部署の傾向
女性社員は
結婚後は編成や総務など内勤の仕事を希望し、
部署異動することが多いです。
結婚や出産に伴う部署異動は
テレビ局側が希望を受け入れてくれることが多いので
メディアとしての仕事を続けながらも
プライベートもサポートしてもらうことも可能なんです。
テレビ局に入社すると
仕事が忙しいために結婚ができないなどという
イメージを持たれがちですが、
そんなことはありません。
番組を作ってみたいという女性の方は
地方局であれば生活面も安心なので、
応募してみてほしいと思います。