テレビ局に入りたいけど、
激務なイメージがあって不安。
テレビ局は総合職採用といわれるけど、
やりたい仕事ができる部署に入れなかったときに
激務だったら続かなそうだし
このままテレビ局就職に向けて就活を続けてもいいのか迷ってしまう。
テレビ局に入りたいと思っている人の大半は
ディレクターや記者など
テレビ画面からも見えるような仕事が第1希望で
志望動機も「バラエティ番組が好き」とか
「今起きていることを伝える記者に憧れた」などが
志望動機になっているパターンが多いと思います。
実際、私のその1人でした。
昔からテレビが好きで、
みんなに面白いと思ってもらえるような番組を制作したいと
志望動機の欄に書いたのを覚えています。
入社してからは記者の仕事から営業、
ディレクターの仕事もやらせてもらいました。
やりたかったことと
全く知らない仕事の両方を経験した私から、
どの部署が一番激務で
意欲の有無でどのくらいきついと感じるのかについて
伝えていきたいと思います。
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Contents
テレビ局で経験した部署
私はテレビ局員時代には
3つの部署を経験しました。
報道記者
まずは、報道記者を経験しました。
初めのうちは先輩の記者についていって
取材の仕方や原稿の書き方を教わり、
1カ月の研修の後には1人立ちして
カメラマンと一緒に取材に出かけることになります。
記者時代に経験した仕事については
ほかの記事に書いているので
参考にしてみてください。
もともと記者志望ではなかったので
仕事内容もよくわからず、
そこまで熱量をもって仕事をしていたわけではありませんでした。
営業マン
営業の仕事もしていました。
正直、テレビ局の営業というのは
何を売っているのか分からないという、
本当にゼロの状態から始まりましたね。
出演者を呼んで
高い機材を用意して映像をつくるという流れの
どこに儲けの要素があるのか、
「広告収入」という概念は
入社するまで全く分かっていませんでした。
ディレクター
そしてもともとやりたかった
ディレクターの仕事も任せてもらえるようになります。
一番モチベーションを高く保って仕事ができたのは
制作部でしたね。
最も激務な部署とは?
では実際、配属になった部署について
どこがどのくらい激務だったのかについて
比較していきます。
報道部
報道部は、熱量こそなかったものの、
最も気楽にやっていましたね。
意外に思うかもしれませんし、
報道記者の経験者や現役の方には失礼な話かもしれませんが、
あくまで私の感覚としては
そこまできついものではありませんでした。
1日1~3つのニュースについて取材して、原稿を書く。
原稿のボリュームは日によって変わっていて、
その日の最も大きなニュースを担当するのは
ベテランから新人まで様々でした。
記者になって1年も経たないうちに
特集を任されることもありましたが、
若手はだいたい事件取材か
55秒程度の短いニュースが多いです。
そのため、
半休でもいいのではないかというくらい
午後が暇な日もありましたし、
平和な日は特に時間を持て余すことが多かったです。
熱心な人はネタ探しをしていたようです。
営業部
営業部の忙しさは半々といったところでしょうか。
日中はアポイントがなければ暇なのですが、
社内で作業することがどこか気が引けるような雰囲気があったので
一日外出するようにしていました。
そのため社内資料は
朝早くか帰ってきてからの残業時間で
作成していました。
今は働き方改革が進んで
そんな状況ではないのかもしれませんが、
忙しくないのに忙しいというのが
営業部のイメージでした。
制作部
制作部は私が配属された中でも
圧倒的に激務な印象がありました。
番組のVTRを毎週か隔週1つ程度任されるわけですが、
放送週の2週間前には打ち合わせや台本作りなど
作業が始まります。
2週連続で担当コーナーがある場合は
ロケや編集をやりつつ
次の台本作成をすることもあり、
休みの日に出勤する代わりに
余裕がある週に振り替え休日をとるなどしていました。
しかし、やる気があって
やりがいも感じていたので
営業のときよりもきついという思いは小さかったです。
激務とやりがいに挟まれるテレビ局の仕事
経験した3部署を振り返って言えるのは、
花形の仕事ほど忙しいということです。
みんながやりたがっていることほど大変で、
その分やりがいがあるということを
仕事をしている段階で気づいていました。
忙しさに耐えられるのは
憧れていた仕事ができているという満足感と
やりがいに支えられていたからです。
テレビ局で仕事がしたいと考えている人は
それぞれこの部署で働きたいという思いがあるはずです。
その部署への配属を目指して頑張って仕事をしていれば
私のように報われる時が来るはずなので、
まずは就職していろんな仕事内容に触れてみることが
大切だと思います。
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