テレビ局の総合職に就職したいけど、
激務なイメージがあって不安。
テレビ局の総合職とは
どんな仕事内容なのか。
部署異動が多い総合職は激務なのか。
テレビ局の業務は
一般企業にはないような特殊な作業が多く、
さらに総合職でいろんなものを経験するとなると
専門知識の習得が遅れて
制作会社のディレクターや
取材を主とする新聞やＷｅｂの記者と
差をつけられてしまうのではないかと
思う人もいるのではないでしょうか。
ただ、テレビ局の総合職は
業務内容は各部署で違っていますが、
考え方や方針は一緒なので
どの仕事をするにしても
前いた部署の経験をしっかり生かすことができるんです。
地方局では部署が少ない割に異動が多いので、
局員時代に３つの部署を経験した私が
総合職が激務なのかどうかについて解説します。
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Contents
テレビ局の総合職とは
様々な企業で総合職の採用活動が行われていて、
就職活動中に総合職という言葉を聞きなれた学生も
多いと思います。
専門職と違って１つの仕事をじっくり突き詰めていくのではなく、
いろいろな仕事を覚えるスキルが必要になってきます。
異動範囲
テレビ局には、
報道、制作、営業、編成、技術、総務と
大まかには６種類の仕事があり、
この中で部署異動が発生することになります。
一般的には報道や制作、営業が忙しく、
激務といわれていますね。
カメラマンや音声スタッフもいますが、
ここはまた別の採用枠になっています。
テレビ局総合職の異動頻度
私は地方テレビ局で３つの部署を経験しましたが、
異動が全くなく引退する社員も一定数いるのも事実。
報道であれば、
新人記者からスタートして
番組を構成するニュースデスク、
そしてニュース番組のプロデューサーと昇格していき、
最後は報道部を統括する取締役として定年を迎えるというパターン。
地方局の場合
実際、私がいた地方局の場合は
全体の３割程度の社員が
異動せずに同じ部署にとどまり続けていました。
地方では人員不足の影響もあってか、
あまり代わりが利かない状況になっているというのが
大きいのかもしれません。
異動させることによるデメリットが大きいので、
どうしても報道や営業に新人が配属されやすく、
制作や技術はベテランが多くなる傾向があります。
総合職の仕事は激務なのか
様々な部署と関わりながら
仕事内容を見てきましたが、
どの部署も同じくらい忙しいイメージでした。
他の企業と比べたら激務なのかもしれませんが、
地域の中では高収入な部類のテレビ局なら
当然の仕事量だと思います。
今では働き方改革で
出勤日数や残業面は改善されていますし、
昔ほど激務ではなくなっていると思います。
ただ、どうしても正解のない芸術、
エンターテインメントの世界なので、
こだわりを突き詰めた結果、
過労になってしまう人もいるようです。
それも本人的には嫌々ではなく
よりよいものを作りたいという一心でやっていて、
その分休みの日はしっかり休むようにするなど、
メリハリをつけて仕事に臨んでいます。
総合職は激務から解放されつつある
テレビ局の仕事は突き詰めればキリがなく、
スタッフはよりよいものを視聴者に届けようと
自分の能力を最大限に発揮して取り組んでいます。
それぞれが具体的にどんな仕事をしているのかについては、
他の記事にまとめているので、
興味を持っていただけたらと思います。