ニュース番組の情報収集はどこから?電話や投稿による提供について

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ局 情報提供 電話 メール 取材テレビ局ではどのように情報収集しているのか。

テレビ局はどこから情報収集をしているのかが知りたい。

ニュース番組では視聴者からの情報提供がを

取材にどのくらい生かしているのかを知りたい。

 

テレビ局は日頃からいろいろな情報を探していて、

番組を見ていると知らなかった情報が盛りだくさんで

一般市民が持っている情報が使えるものではないのではないかと

思う人も多いかもしれません。

 

しかし実は、

視聴者からの情報提供がニュース番組の企画になることは

かなりの確率であるんです!

 

地方であれば特に地域に密着したニュース番組作りに取り組んでいるので

情報収集のなかでも視聴者からの情報の採用率が高いです。

 

視聴者から電話などでもらった情報が

どんな形でニュース番組に使われているのか、

元記者が紹介します。

 

テレビ局の記者はどうやって原稿を書いている?経験者が書き方を伝授

テレビ局の記者はどんなところに取材に行くの?元社員がケース別に紹介

高校野球の取材は大変?元記者の経験談を公開

与えられた秒数から原稿をイメージ! 元記者がパターン別解説

プレスリリースの書き方!元地方テレビ局記者が効果の出やすい取材依頼の記入例を紹介

事件が起きた時の警察への取材とは?現場で学んだ張り込みや情報収集

テレビ局に就職し記者として取材へ!段取りの打ち合わせ方法とは

記者クラブって何?使用ルール、リリースや投げ込みについて元記者が紹介

テレビ局に取材依頼しイベントを広報する方法!元記者の視点から解説

 

Contents

視聴者への情報収集例

テレビ局 情報提供 電話 メール 取材実際に視聴者に対する情報収集が

どのように生かされているのかを解説します。

 

ニュース番組と情報バラエティ番組で

それぞれ違いがあるんです。

 

ニュース番組

ニュース番組でよく使われるのは

事故直後の画像・映像です。

 

いくら記者でも、ひいては警察・消防でも

事故の瞬間に立ち会える人は

偶然でもない限りありません。

 

さらにその瞬間のいわゆる「スクープ映像」を

持っている人はかなり貴重な存在です。

 

テレビ局ではツイッターなどのSNSを監視する業者を雇っていて、

都道府県内で起きた事件や事故について

投稿している人がいたら、

どこからどんな情報が発信されているかが

すぐに分かる仕組みになっています。

 

直接テレビ局側で情報収集しなくても

間接的に情報が伝わって、

テレビ局がその映像をニュースで使うと判断した場合は、

ツイッターのDMなどで

動画を使用してもいいか問い合わせてきます。

 

ニュースの場合は無償提供になってしまうので

善意で提供してくれる人がいないと

結局事故から数分後~数時間後に撮影した

現場映像だけでニュース番組を構成することになります。

 

だいたいの場合はこのパターンで

いかに現場に居合わせた人とコンタクトをとり、

どこからか画像や映像をもらったりインタビューしたりできるかを

ライバルテレビ局と争っています。

 

その細かい積み重ねが視聴者の獲得に

つながってくるのです。

 

情報バラエティ番組

報道ではなく制作部がつくる番組の場合は、

逆にぜひ紹介してほしいという人から

連絡が来ることが多いです。

 

番組制作はタレントさんへのギャラ支払いや

撮影機材の購入では金銭のやり取りがありますが、

こちらで取材をお願いする場合は

特にお金をとるようなことはありません。

 

むしろ飲食代などは経費として支払いをしたり、

撮影終了後にはお礼の品を渡すことになっています。

 

取材対象としては

無償で自分たちの活動を紹介してもらえるので

願ったり叶ったりというわけです。

 

たまたまニュース番組の方で

テレビ局のスタッフとコンタクトがとれた場合に

取材した記者の方に連絡が行き、

社内で間接的に情報収集が行われるパターンもあります。

 

視聴者への情報収集の方法

テレビ局 情報提供 電話 メール 取材ニュース番組でよく行われる情報収集の方法を紹介します。

 

電話

一度取材やロケで担当した記者・ディレクターは

名刺交換で連絡先を知ったのちに

直接やり取りするという手もあります。

 

逆に視聴者のみなさんは

電話やメールを利用して情報提供をしてあげましょう。

 

ネタ探しに困っていることもあり、

視聴者から情報収集ができるとかなり助かるのでありがたいんです。

 

ただ、何度か連絡を取り合っても

取材に来てくれない場合は

ニュース性がなかったりテレビ映えがしなかったりした

ということだと思って別のネタを探しましょう。

 

記者をやっていたころに

かなりしつこく同じネタを扱ってほしいと

連絡してきた人がいたので、

その人からの電話はとらないことにしていました。

 

取材中、ロケ中で

電話に出られない場合もあるので、

電話がつながらなければメールなどで

コンタクトをとってみましょう。

 

HPの投稿サービス

テレビ局のホームページには

映像を投稿できるサービスを設けている場合があります。

 

スマホなどで撮影した映像を添付して

説明の文章と一緒に送れます。

 

自分しかもっていないのではないかと思った映像は

もしかしたらニュースとして扱ってもらえるかもしれません。

 

しかしこちらも無償提供という形になるので、

そんな簡単に情報提供したくないという人は

別の形で発信するようにしましょう。

 

プレスリリース

正式な文章で取材依頼があり、

そこから情報収集をすることもあります。

 

イベントの告知や新商品の発表などであれば

都道府県庁の広報課に問い合わせると

書類を送ってほしい、内容が良ければ

メディア各社に書類をプレスリリースとして発送する

と言ってもらえます。

 

プレスリリースの書き方などについては

こちらにまとめています。

プレスリリースの書き方!元地方テレビ局記者が効果の出やすい取材依頼の記入例を紹介

記者クラブって何?使用ルール、リリースや投げ込みについて元記者が紹介

テレビ局に取材依頼しイベントを広報する方法!元記者の視点から解説

 

情報収集先として視聴者に問い合わせることも

テレビ局 情報提供 電話 メール 取材ここまで見ると分かるように

テレビ局は視聴者への情報収集も

よくあることなんです。

 

些細なことでもいいので教えてもらえると、

実はニュース性があるという場合もあるので

電話やメールで情報提供してみましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*