テレビ局社員の仕事は辛い?経験者がメンタル面を解説

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テレビ局 社員 仕事 辛いテレビ局で仕事をしたいけど、

社員になると一般のサラリーマンと同じような

辛い場面に出くわすのではないかと不安。

 

テレビ局の社員ならではの辛さがあるのかもあわせて知りたい。

 

楽しそうな仕事というイメージがあるけど、

実際に社員はどう感じながら仕事をしているのか気になる。

 

元社員からすれば、

内容は楽しいものでも実際に作ろうとすると

難しいことや辛いことが出てきます。

 

いろんな部署がありますが、

私が3部署の異動を経験してきて

共通して難しいと思ったことをまとめていきます。

 

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Contents

テレビ局社員の仕事内容

テレビ局 社員 仕事 辛いテレビ局の仕事は

外からでもわかる部分としては

・番組を作ること

・ニュースを放送すること

・CMを放送すること

の3つがあります。

 

これらをゴールとして、社員は

・番組の台本を作る

・取材、ロケに行く

・CMを放送するスポンサーを集める

という作業をしているわけです。

 

テレビ局社員が仕事上配慮すること

テレビ局 社員 仕事 辛いテレビ局の社員はそれぞれの仕事で、

番組のコンセプトに沿ったうえで

どんな内容にしたら面白くなるのか、

視聴者がどんなことを知りたいのかを

常に意識しています。

 

ライバルテレビ局の番組もウォッチしながら

好評であれば同じ内容を違った展開で放送したり、

逆に誰もやっていないことを初めて企画してみたりと

同じ時間帯により多くの人が

自分たちのチャンネルを見てくれるように勤しんでいます。

 

テレビ局社員が感じている辛さ

もちろん辛い場面はたくさんあります。

たとえふざけたことをやって笑わせるようなバラエティ番組の制作でも

様々なことに頭を悩ませながら仕事をしています。

 

視聴率に一喜一憂

テレビ局 社員 仕事 辛いやはりここが一番大きいでしょう。

テレビ局が番組を作るうえで最も大事なことは

視聴率を何%とれるか、だからです。

視聴率は、賛否両論があったとしても

どれだけ多くの人に注目してもらえているかが分かる

絶対的な結果なんです。

 

もちろん、倫理的な問題はクリアしなければいけませんが、

そのうえで人気がある番組が良い番組です。

 

そのため、

視聴者がどんなことを期待しているのか、

何が面白いのかを客観的に理解することが

テレビ局のディレクターや記者が

考えるべきことなんですよね。

 

これは感性の問題なので

身につけるまでには相当な時間がかかります。

 

何年も試行錯誤を繰り返して

時代の変化やうまくいくパターンを知り、

やっと一流のテレビマンになれるということです。

 

一筋縄ではいかないのは、

どんな仕事でも同じですよね。

 

自分のスケジュールとの相談

テレビ局 社員 仕事 辛い絶えず新しいものを伝え続けるテレビ局では、

毎日、毎週、毎月、毎年やるべき仕事というのがあります。

 

長い目で見て

いまどんな作業をすべきなのか、

スケジュール管理をしっかりできないことには

どの仕事も中途半端になってしまって

いいものを作れなくなってしまいます。

 

当時の自分に伝えてあげたいですね…

 

経験を積んでスケジュール感を身につけると、

先回りして考えられるようになります。

 

意外と最も重きを置いて

考えるべきことかもしれません。

 

面白さと収入とのバランス

テレビ局 社員 仕事 辛い内容の良さは時間とともに備わってくるとしても

それがテレビ局の収入につながるかどうかはまた別問題。

 

番組を提供してくれるスポンサーが集まらないことには

いくら面白い番組でも長続きしません。

 

テレビ局は実質的な面白さよりも

視聴率が高く、スポンサーが多いという部分を実力と考え、

番組として継続させようとします。

 

売れない商品の生産を中止して

売れる商品を売り続けるのは

何の業種でも一緒ですよね。

 

こればかりはスポンサー次第というところもあって

ディレクターが1人で考えても厳しいところがあります。

 

そこで営業と協力して

スポンサーの決裁権を持つ社長が

どんな趣味嗜好があり、

どんな番組にならお金を出してくれるかを

聞き出してもらうなどといった

テレビ局内の社員同士での連携も必要になってきます。

 

今の時代、中身のクオリティは

経済力で解決できるものではなくなってきているので、

広告塔としての集客力

スポンサーにとって広告を出すメディアを決めるうえで

最も重要になっています。

 

YouTubeで多くの広告を目にするようになっているのも

そのためです。

 

ネットの媒体にお株を奪われつつあるテレビ局が

全盛期の勢いを取り戻すために

今一度、メディアとしての在り方を

考える局面に入ってきています。

 

地方局は特に

地域の情報に特化することで

優位性を保つ方法はいくらでもあると思います。

 

テレビ局の仕事もお客様第一

どんなにオリジナリティあふれる番組でも

必ず視聴者というお客様のことを考えて作られています。

 

ただ、矛盾して聞こえるかもしれませんが、

まずは番組制作に携わる自分が何を面白いと思うのか、

これを考えることが視聴者第一の番組作りにつながってくるでしょう。

 

テレビ局の社員も視聴者の1人ですからね。

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