テレビ局の営業は忙しい?飲み会や接待は?元テレビ局員が仕事紹介

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テレビ局に入社したい。

テレビ局で営業をやりたい。

でもテレビ局の仕事のしくみがわからないという人も

多いかと思います。

 

テレビ局には

・アナウンサー

・総合職

・映像機材関係

の大きく分けて3種類の仕事があります。

 

同じ社員でもそれぞれ仕事のしかたが違うのですが、

このなかでも私が経験した「総合職」について

紹介していきます。

 

総合職は

営業、編成、報道、制作の4つ

(テレビ局によって違いはあると思いますが)

の中で異動があります。

 

どのタイミングで部署異動になるかは

会社の状況にもよるため、

番組制作をやっていた人が

来月からいきなり営業にまわされるパターンも

よくあることです。

 

私も実際に部署異動になった身なので

どんな仕事があるのかを経験をもとに紹介していきます。

今回は営業について書いていこうと思います。

 

地方テレビ局の営業はきつい?実際に働いた元スタッフがリアルな職場環境を暴露

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テレビ局の儲けは大きく2種類!元営業部員が仕組みを解説

テレビ局の営業は激務?休日の過ごし方とは

テレビ局の営業は出会いの場の宝庫!その飲み会事情とは?

テレビ局営業の仕事内容|土日はイベントスタッフも

地方テレビ局ならではの「飛び込み営業」とは

テレビ局の営業収入の要!CM制作から放送までの道のり

テレビ局の営業は契約成立後も忙しい?意外と大変な社内作業の内容

テレビ局の記者は忙しいのか?経験者が解説

テレビ局は年末年始も忙しい?元記者が休み事情を告白

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テレビ局が忙しい時期とは?元社員が1年の流れを解説

テレビ局の記者は社内にいても忙しい?経験者がデスクワークを教えます

テレビ局の営業は会議までが忙しい?その全容とは

 

Contents

テレビ局の営業の仕事とは?

テレビ局 営業 仕事 あいさつ スポンサー 代理店

挨拶回り

新人はまず、いろいろな先輩についていき、

いろいろな取引先をまわります。

 

顔を覚えてもらうことが大事だということだったので

いろんな会社の社長や広報担当の人に名刺を渡しまくります。

 

今考えても

その意味があったかどうかはよくわかりませんが、

初対面の人と話すことが苦手じゃなくなったのは

この経験が生きているのかもしれません。

 

地方テレビ局の営業はきつい?実際に働いた元スタッフがリアルな職場環境を暴露

 

CM枠の販売

テレビ局 CM 広告 営業 販売

半年間の試用期間が終わると

実際に営業に出かけます。

テレビ局の営業活動では

様々な価格帯の商品を販売します。

商品と言っても「モノ」ではなく

時間」を販売するんです。

 

企業のCMを流す時間(15秒、30秒など)

企業の商品を紹介する番組を放送する時間などです。

 

CMは視聴率や

番組を見ている視聴者層によって

企業側が流したい時間帯を決めることができます。

 

人気・不人気なの時間帯があるため、

テレビ局の営業マンは

企業側の要望を聞きつつ、

自身のテレビ局の編成部と

放送時間帯について

「A企業はこの時間帯にCMを流したいみたいだが、

枠は空いているか」など

CM放送のための交渉・調整をします。

 

企業側・テレビ局側のどちらの意見も聞いて

落としどころを見つけなければいけないところが大変です。

お互いにWin-Winな交渉であれば問題ないのですが、

ベテランでも困ってしまうことがあります。

 

飛び込み営業

テレビ局 営業 飛び込み CM 仕事

そもそもテレビ局と企業との間には

「広告代理店」が介入し

調整をしてくれるので、

正確には企業側に提案するのは

広告代理店の営業マンで、

テレビ局の営業マンは

より良い提案を考えて

提案してもらうようお願いするのが仕事です。

 

しかし、地方のテレビ局となると、

CM広告を出せるような企業は少ないため、

顧客の新規開拓のために

視聴率が低くCM枠が空いている時間帯に

集中して安い金額でCMを流せる

「CM企画セット」を販売するというのも

営業の一つです。

広告代理店の営業マンの人数にも限りがあり、

新規開拓にまで手が回らないことが多く、

その場合はテレビ局の営業マンが

自ら営業に赴くこともあります。

 

いわゆる「飛び込み営業」ですね。

これで初対面の人とのコミュニケーションの

練習をします。

1年も続ければかなり慣れてきて

会社にいるより飛び込み営業をしている方が

楽しく感じるようになります。

じっさいに小口でも契約をとれるようになれば

やりがいを感じてもっと楽しくなってきます。

 

やりがい

 

契約がなかなか決まらず、

大変なところはありますが、

もちろんやりがいもあります。

 

「自分が会社を支えてる感」

飛び込み営業を繰り返して

ついに新規スポンサーを獲得できた時は

ひとしおでした。

 

しかも月額20万円で最低1年間の契約だったので

だいたい新人1人分の給料、

つまり社員一人の生活を最低1年間支えることになると考えて

当時はすごく大きな仕事をしたんだなと実感しました。テレビ局 営業 仕事 契約 やりがい

 

「会社の一員になれた感」

若いうちはなかなかお金を稼ぐことができず、

何も会社に貢献できていないのに

給料だけをもらっていることに

申し訳ない気持ちでいっぱいになりますが、

1円でも稼げたら(1円の商品はないですが)

とりあえず仕事をしている気持ちになります。

 

安い商品でも

必ず誰かの役に立つので

何のための商品なのかを考えて

一生懸命プレゼンしましょう。

 

まとめ

テレビ局 営業 CM 番組 スポンサー 

地方テレビ局の営業について

イメージできたでしょうか。

 

さらに年数を重ねていけば

色々な人とのつながりができてきて

CM以外にも新しいチャレンジができるようにもなります。

(スポンサーと協力しての番組制作やイベントなど)

 

テレビという枠にとらわれず

自分がやってみたかったことを

実現するチャンスがたくさんあるので、

まずは気の合うスポンサーや代理店の営業マンとの

関係づくりを心がけましょう。

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