ニュース番組を作るときの工夫とは?視聴率を意識した構成を解説

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テレビ局 ニュース番組を作るときの工夫 報道 記者 ニュースデスク 取材 放送 カメラマン アナウンサー

テレビ局でニュース番組を作るときの工夫は?

視聴率を上げるためにニュース番組を作るときの工夫は

どんなことが行われているのか。

 

テレビ局で毎日新たな情報を放送し続けているけど

放送内容を決めるためにどんな工夫をしているのか。

同じ地域であればニュースの内容は同じになりがちですが、

その中でも各局に工夫が見られるんです。

 

今回はテレビ局がニュース番組を作るときの工夫について

紹介していきます。

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Contents

ニュース番組を作るときの工夫|視聴率を意識

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ニュース番組に限らず

どんな番組でも目標は「視聴率を上げること」です。

 

視聴率に目が行くと内容がなおざりになりそうと思われそうですが、

視聴率を決めるのも視聴者のため、

視聴率が高いということは興味深い情報が

出せているということにつながります。

 

バラエティ番組であれば面白さが基準になりますが、

ニュース番組は他の局と同じ内容を放送することになるため

他の部分で差をつける必要があります。

 

ニュース番組を作るときの工夫|ニュースデスクの心がけ

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ニュース番組の構成は

局に数人いるニュースデスクによって決められます。

 

取材予定やその日のニュースの放送順を決める人です。

 

その局の色を出したニュース番組にするため、

日々工夫をしているんです。

 

より視聴者に近い目線で

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興味深い情報だと思ってもらうためには

視聴者目線で考えることが重要になってきます。

 

自分がそのニュース番組を観ていて、

「便利そうだから今度あれを買ってみよう」

「世の中はこんな考え方だから言動に気を付けよう」と思うような内容を

逆の立場で考えなければいけません。

 

具体的には、

街の声を聴く「街頭インタビュー」や専門家へのインタビューを盛り込んだり、

生活に欠かせないもののなかでも便利な商品を紹介したりすることで

視聴者に近い視点から伝えることができるため、

毎回同じような伝え方にならないように気を付けつつ

そのようなスパイスを加えていきます。

 

他局とは違った視点で

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きのうや過去1週間の自分たちで放送したニュースとの比較も必要ですが、

他局のニュース番組との比較も大事な要素です。

 

同じニュースでも局によって伝え方が全く違います。

 

どんな人にインタビューするのか、

限られた尺の中でどんな情報を盛り込むのかは

取材した報道記者やニュースデスクの個性で変わってきます。

 

1日にいろんな局のニュース番組を観てみると

違いが分かるかもしれないので観てみてください。

 

いち早く伝える

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情報を出すスピードも大事です。

事件・事故でいえば

同じ日に同じ事案が起きたはずなのに

報じているのは1局だけという場合も稀にあります。

 

それが自分たちのニュース番組でない場合、

社内では「なぜ情報が入っていないのか」と問題になり

警察担当が急いで情報収集をすることになります。

 

普段から警察へのこまめな情報収集をしていれば

取りこぼしは少なくなりますが、

記者の知り合いがたまたま現場に遭遇したり

営業部員が移動中に見かけたりと

記者間、会社に限らない人脈のなかで情報のやりとりが行われます。

 

社内外での密なやり取りが

警察よりも早い情報の入手につながっているんです。

 

ニュース番組を作るときの工夫|視聴者第一の考え方が視聴率アップのカギ

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ニュース番組は常に視聴者目線で、

素早く視聴者が必要としている情報を収集をすることが

視聴率アップ、そして信頼度アップのカギになります。

 

その一員として活動することは

記者として何よりのやりがいになっているんです。

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コメント

  1. より:

    たしかに考えるとニュース番組はすごいとおもいました

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