テレビ局のディレクターになりたい！
テレビ局のディレクターは様々なテーマを扱った
番組を制作しているから、
相当な高学歴でないと採用されないのではないか。
地方局では地元出身の学生を採用してくれそうだけど、
どのくらいの学歴が必要なのか知りたい。
テレビ局は高学歴でないと入社できないイメージが
あるかもしれませんが、
大学や大学院卒であれば国公立や私立は
どちらでも構いません。
ディレクターも学歴以上に重視されるものが
採用担当者のなかであるようです。
今回は、私の元同僚のディレクターの学歴と
共通していた人間性や仕事への向き合い方について
紹介していきます。
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地方局ディレクターの学歴
私がいた地方局の場合は、
現場のディレクターが５人でした。
それぞれ国立大学卒が１人、
私立大学卒が４人という状況でした。
地元出身のスタッフが多かったのですが、
高校は進学校に入っていた人は自分だけでした。
あとは部活動の成績を評価されての推薦入学か、
大卒資格のためにとりあえず入ったというような人が
話を聞いていると多いように感じました。
テレビ局ディレクターに共通するマインド
ディレクターとして採用されていた社員は、
実は他の部署よりも高学歴の人が少なかったんです。
それでも地域内では高視聴率を維持していて
社内評価は高い部署になっていました。
その理由になっているものとして
当時から考えていたのが、
やはり全員がもともとやりたかった仕事をしているという
状態にあったことです。
番組制作をするディレクターは
テレビ局に入る人のほとんどが目指す仕事であり、
社内では花形です。
やりたくても人事の関係上できない人がいるなかで
好きな仕事ができているというマインドは
VTRのクオリティや視聴率を維持するために
不可欠な要素だと思います。
仕方なくやっている人が１人もいないという状況は
他の部署にいるときには感じられなかったことでした。
仕事を初めてするときも
熱意をもって接してもらえたし、
どうすればよりよいものができあがるのかを
真剣に考えてくれる人ばかりでした。
映像制作などの芸術の分野は
学歴がものをいう世界ではありません。
自分たちが楽しんで仕事ができていて、
そのうえで高みを目指してやっていける環境づくりができることが
大切なんです。
他の部署に比べて
それが人事によく表れているなと
感じていましたね。
やりがいに満ちあふれているテレビ局ディレクターの仕事
テレビ局のディレクターは
子どものときから将来の夢に掲げている子も多い
憧れの職業です。
それが学歴が重要ではないとなると、
少し安心した人もいるのではないでしょうか。
どんなところに惹かれたのか、
どんな番組を作ってみたいのかを明確にイメージして
志望動機を考えてみてください。
純粋に夢を語ることができれば
ディレクターも夢ではなくなることでしょう。