テレビ局の役職や仕事を知りたい。
テレビ局の役職の中でも「局次長」が
どんなことをしているのか気になる。
いろんな役職の仕事を知って就職活動に生かしたい。
テレビ局の役職には局長というものがあったり、
課長があるものの課というくくりが無かったりと
特殊なところがあります。
なかでも「局次長」という役職はどんな仕事なのか、
実際にテレビ局で働いてみないと分からないと思います。
そこで今回は局次長の立ち位置や仕事内容について
紹介します。
Contents
テレビ局の「局次長」とは
テレビ局の局次長とは、
名前にもある通り「次長」の役割があります。
報道局や営業局などの局というブロックをまとめる
局長の下について、
次期局長やブロック内にある部門のリーダーとして
働くことになります。
年齢的には50代以上がほとんどで、
引退前の最後のポジションとなることもよくあります。
地方局の局次長が担うポジション例
部門のリーダーを務めると書きましたが、
具体的には以下のような役割を
任せてもらえます。
番組プロデューサー
ニュース番組や情報番組のプロデューサーを
務めることもあります。
地方の場合は複数番組のプロデューサーとなり、
エンドロールに毎週名前が載ることも。
最後に名前が出るので
「相当偉い人なのかな」と思ったことが
あるのではないでしょうか。
この役割は局次長か、場合によっては部長が
務める役割なんです。
広報のリーダー
編成やインターネット上での戦略を担当する部署に
TwitterやHPで宣伝をする広報担当者がいますが、
そのリーダーに局次長が就くことがあります。
インターネットからテレビへの誘導は
今の時代かなり重要な役割になっていて、
若者の視聴者層を取り込むために
戦略を練っています。
主催のイベント告知もするため、
視聴率や入場者数に直結する広報のリーダーは
やりがいがあると思います。
ニュースデスクの統括
ニュース番組で放送するための原稿を添削する
ニュースデスクを統括するのが報道局の局次長です。
自らもデスクを務める日もありますが、
一線を半分退いたような形で
土日のストレートニュースのみを担当するなど
大部分は若手のデスクに任せる形をとることになります。
また、デスクや記者のシフトを決める役割などもあり、
自分の休みやデスクの日を
裁量権をもって決めることができます。
※あくまで現場の希望休などは優先しつつ、
自由に決められる部分を自らの意思で決められるということです。
局次長は役職の中でも自由度が高く楽しい
局長や取締役ともなると
大きな枠組みのトップであるため
その分責任が大きいです。
局次長にももちろん責任が伴いますが、
現場に近い位置で自由度が高く仕事ができるのが魅力です。
現場での苦労が形になったと実感でき、
局次長に任命されたときは
努力が報われる瞬間となるでしょう。