転勤が少ない会社に就職・転職したい。
YouTubeなどメディアのクリエイターが増える中で
テレビ局員という環境で映像のプロとして仕事がしたい。
映像業界に興味があり、魅力を感じ、
かつ同じ場所で勤務を続けたいという人は
最近多いと思います。
テレビ局には支社があって
総合職という勤務形態から転勤の可能性はあります。
ただ、場合によっては
転勤をせずに同じ部署で仕事が続けられます。
そこまで難しいことではありません。
家族を持つ男性、結婚に際して出産・育児をしていきたい女性は
転勤があるかどうか、気になってくるかと思います。
この記事では、
どんな場合に転勤や部署異動が起きるのか、
同じ勤務地・部署で仕事を続けたい場合は
どうすればいいのかについて解説していきます。
テレビ局総合職の女性社員の割合は?採用や部署異動の傾向を解説
テレビ局転職の志望動機の考え方とは?前職との関連づけ方を解説
Contents
テレビ局の転勤パターン
民放の、特に地方テレビ局は
実は転勤がほとんどありません。
8割以上の社員が本社がある都道府県で
転勤なく何十年も仕事を続けています。
部署異動はあるにしても、
本社の中でデスクが変わるだけなので
あっても階の移動のみです。
逆に、転勤をしたい人もいるかと思います。
住んだことのない都会での生活を経験してみたい、
ガラッと環境を変えて仕事をしたいという場合です。
実際、転勤を自ら選んで志願することができます。
営業部・業務部は転勤が多い
可能性が高いのは、営業部や業務部に異動・採用されることです。
テレビ局の営業は忙しい?飲み会や接待は?元テレビ局員が仕事紹介
テレビ局業務部の役割とは?CMや番組制作に関わる仕事内容を解説
地方テレビ局はどのチャンネルでも
東京や大阪、九州などに支社を置いています。
全体の2割が支社で業務をしているわけですが、
もともと本社で仕事をしていた局員も多いです。
転勤になったのは本人が希望を出し、
それが退職などのタイミングと重なって
通ったことで実現されているんです。
ちなみに、報道記者の場合も、
都道府県内で地域ごとに支所を置いている場合があり、
担務替えとして転勤になるパターンがあります。
支所では、基本的に1人か少人数で取材・撮影をし、
ニュース原稿は本社に送稿する仕組みになっています。
社員の退職のタイミング
定年退職や依願退職で
テレビ局のスタッフが減った場合も
転勤の可能性が高まります。
減った部署をカバーする人員が必要になり、
その人がもともといた部署かそもそも減った部署に
異動の希望を出せば通りやすくなります。
転勤をしたいと思っている人は
このタイミングをうかがい、
人事担当にアピールすることがよくあります。
転勤の頻度
転勤の可能性が高まる時期というのは
具体的にどのくらいの頻度で訪れるのでしょうか。
短期的には半年に1回チャンスが
テレビ局の人事異動は
半年に1回可能性があります。
一番大きく動きがちなのが4月です。
新入社員が入ることで
改めて部署内の空気の入れ替えを人事部が意識する時期だからです。
また、それを見越して
10月の下半期から早めに仕事を覚えさせるための
人事異動や転勤もあります。
開局〇周年
テレビ局では5年ごとに周年イベントが行われます。
〇周年にかけた事業や特別番組が組まれ、
そのために期間限定のプロジェクトチームが発足されます。
チームに加わったメンバーの穴埋めとして
他部署から人員を迎え入れるというのは往々にしてあります。
テレビ局で転勤せず働きたいなら
とはいえ、転勤をしたくないという人がほとんどだと思います。
それも実は、希望をすればおおかた通してもらえるんです。
転勤のない部署を希望する
特に、総務部、経理部、編成部、制作部などは
本社を基点に活動をする部署であるため、
部署異動をしない限りは転勤はありません。
キー局であれば全国や海外の支社へ
転勤する可能性がありますが、
地方ではほとんどないと考えて大丈夫です。
転勤のない部署への異動を志願し、
そこで普通に仕事を覚えることができれば
他への異動を打診されたとしても
拒否することができますし、
他に異動したい人や若手にその役を譲ることができるんです。
家族や一身上の都合を伝える
結婚や出産、育児などのタイミングで
転勤が難しい場合は、それも配慮してもらえます。
結婚して数十年経っても
都道府県内に家を建てた場合も
軸足が本社にないと厳しいので
異動はあっても本社内にとどめてもらえます。
テレビ局の転勤は相談可能
ここまで、かなり社員の事情に
配慮してもらえるということを
理解してもらえたでしょうか。
働き方は常に変わり続けています。
世の中の動きに特に敏感なテレビ局ですから、
待遇も先進的ですし、
理想の働き方が見つからないという方におすすめの職業です。
コメント