テレビ局に就職して
自分のアイデア力を生かした企画づくりをしたい。
テレビ局の営業部に配属されても
自分の企画力を生かす方法はあるのか？
テレビ局には、記者として取材したり
ディレクターとして番組制作をしたりする以外に
どんな仕事があるのか知りたい！
テレビ局は
ニュース番組やバラエティ番組をつくるために
取材やロケを繰り返しているという
イメージを持っている人が多いかもしれません。
ただ、もちろん収入がなければ
会社として成立しないので
そこを担当する営業部が存在します。
営業部では他の企業と同じように
企業に訪問して販売活動をして
CM枠を埋めていくという
作業のような仕事が待っていて、
やりがいがないのではないかと思われがちです。
しかし、営業部でも
他の部署と同じように企画力を生かして
仕事をすることができるんです！
実際にどんな企画を考えて
売上につなげているのか、
CM枠に関する部分で企画力が生かせる仕事について
お教えします。
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Contents
テレビ局の営業部でできる企画とは
テレビ局の営業部が仕事上で
企画を作る場面というのは、
より多くの企業により多くのCMを流してもらうために
工夫を凝らしたCM枠の販売企画を考えるときです。
私が実際にやってきたのは
・スポットCM企画
・提供クレジット
・新規スポンサー発掘
の大きく３つです。
スポットCM企画
販売料金の定価は
曜日や時間帯、番組の視聴率などで
決まっているのですが、
例えば早朝や深夜など
視聴率が低く売れない枠を
通常より安く販売することがあります。
これが「スポットCM企画」です。
スポットCMについて
詳しくはこちらの記事にまとめています。
（記事準備中）
早朝や深夜などに限定して放送することを条件として、
１セットを定価の４分の１くらいの値段で販売します。
もともと売れていないCM枠のため、
契約が決まればゼロの予定だったところで売上が発生します。
スーパーで賞味期限の迫った食べ物を
値下げするような感覚ですね。
時期によって売上が違ってくるので、
売れない時期によく企画を考えて
販売することがありました。
提供クレジットの販売
特に地方テレビ局であれば、
CMを放送するための予算を組んでいない企業が多いです。
小さい企業であれば
広報活動に使える予算は数万円程度だったりするので、
このような企業向けにも
企画を考えることがあります。
例えば「提供クレジット」の販売です。
よく番組の始めに
「この番組は〇〇の提供でお送りします」という言葉とともに
企業名が画面に映し出されることがあると思います。
普通であれば、
この企業名＝提供クレジットと一緒に
番組内でその企業のCMが放送されるのですが、
この提供クレジットのみを販売することで
低予算でも企業名の宣伝ができるようになります。
CMよりはその企業の情報の露出時間が短いですが、
企業名の文字を見るだけでも
少なからず番組視聴者の記憶に残すことができます。
これはスポットCM企画よりも
少し安い値段で販売するため、
広告を全く打ったことがない企業でも
気軽に始めることができます。
この提供クレジット企画は
単発番組の放送が決まった時に
考えることが多かったです。
新規スポンサーの発掘
そのほかにも初めて広告を出してくれる企業を増やすために
良心的な金額で参加できる企画を考えています。
私の場合は、
企業が販売する商品のターゲットの年齢層を基準にして、
その層の視聴率が高い時間帯でのCM放送を提案するなどしていました。
企画自体に名前はありませんでしたが、
飛び込み営業などで新規スポンサー開拓に
奔走していましたね。
この企画は自分が中心になってやっていて、
２年目で実際に売上をあげることができたので、
若いうちから達成感を得られました。
テレビ局の営業部でも企画力を生かせる！
テレビ局の営業部にいながらも
自分の企画力を生かした仕事をすることはできます。
売上に貢献して評価を高めれば
いずれ番組制作の方に引っ張られるかもしれませんので、
営業部に配属されたら
その中でできることを頑張ってほしいと思います。
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