テレビCM枠を販売するテレビ局の営業マンになりたい！
テレビCMをゴールデンタイムに放送して
販売促進につなげたい。
テレビCMを放送するために
どのくらいの費用が必要か知りたい。
テレビを見ていると
早朝から深夜にかけて
様々な企業のテレビCMが放送されています。
そんな中で、
地方に住んでいても
ゴールデンタイムにCMが放送されているのを
観たことがあると思います。
キー局の知名度の高い番組の間に
地方企業のテレビCMが流れていると、
「人気番組の間にテレビCMを流せるだけの
費用をかけているのか・・・」と
びっくりしてしまうかもしれません。
ただ、実は
そこまで費用をかけずに
ゴールデンタイムでもテレビCMを流す方法があるんです。
今回は、ゴールデンタイムのテレビCMの謎について
解説していきます。
１５秒のテレビCM制作にどのくらい費用がかかる？元営業マンが解説
CM制作の予算はどのくらいかかる？元地方テレビ局員が節約術を公開
Contents
ゴールデンタイムに地方企業のテレビCMが流れる仕組み
ゴールデンタイムの全国放送の番組に
なぜ地方企業のテレビCMが流れるのか。
実は、ゴールデンタイムのなかには
キー局が販売するテレビCM枠に加えて
地方テレビ局の販売する枠もあるんです。
それは時間帯に関わらず同様で、
地方局はキー局のCM売り上げの一部と
ローカルテレビCM枠の売り上げを
収入源としています。
ゴールデンタイムにテレビCMを流す方法
では、どのようにして
ゴールデンタイムにテレビCMを流すことができるのか。
テレビCMの放送には
何百万円もかかるんじゃ・・・と思う方が
もしかしたらいるかもしれませんが、
実はもっと費用を抑えて放送できるんです。
月額１０万円以上のスポットCM放送契約をする
スポットCMとは、
番組と番組の間や、
番組内の空き枠で流れるテレビCMのことです。
安いものであれば
月５万円でも契約ができ、
テレビ局の裁量である程度希望に沿いつつも
ランダムな時間帯に放送します。
ただこれが、月１０万円以上の契約であれば、
テレビ局側のサービスとして
ゴールデンタイムに１本は確実に流れるように
配慮してもらえることがあります。
テレビ局によっては
１０万円で１本、２０万円で２本などと
基準を決めていることもあります。
そのようなサービスがあるかどうかは
テレビ局の営業マンには
聞きづらいかもしれないので、
まずは広告代理店に相談してみましょう。
ローカル番組を提供する
チャンネルによっては
ゴールデンタイムに放送している
ローカル番組も存在します。
その枠は地方テレビ局に
完全にCM枠の販売が委ねられているため、
地方企業のCMが流れるチャンスが
通常の全国放送よりも広がります。
ゴールデンタイムの番組提供は
月額３０万円以上での契約になることが多く、
「この番組は、〇〇の提供で・・・」というアナウンスがない契約であれば
月額２０万円くらいが最低ラインになってきます。
天気予報番組のプランを選ぶ
特殊なCMプランとして
天気予報番組の提供があります。
１７時５５分や２０時５５分など、
次の番組が始まる前などに
地方の天気予報の背景で
企業の映像が流れているのを
観たことがあるでしょうか。
これがその天気番組の提供で、
３分程度の企業PR映像を天気予報とともに
見てもらえるうえに、
この番組の前後などにスポットCMのように
CMを流してもらえるというプランなんです。
この枠は比較的視聴率のいい
ゴールデンタイムやその付近で
儲けられる傾向にあり、
契約にかかる費用は月額４０万円以上と高額なケースが多いです。
ただその分、
天気は地域の人が気になる情報なので
企業の認知度が高まりやすく、
販促への効果は大いに期待できると思います。
費用を抑えてテレビCMを流す方法はたくさん！
月額数百万円などという契約は
キー局や政令指定都市のテレビ局でないとありえず、
地方では有名企業でも高くてだいたい５０万円程度の
契約費用で放送が可能です。
初めてCMを放送する企業向けのプランも
時期によって用意されているので、
なるべく費用を抑えるためにも
広告代理店で各テレビ局の放送料を
見比べて決めることをおすすめします。