イベントが盛りだくさんの夏には
テレビ局が主催するイベントも開催されることが多いです。
企画事業部が主体となって
営業部や編成部からもスタッフとして
応援に行くなど、
１年に１度の一大イベントです。
このとき大学生や専門学生を対象に
数十人のバイトの募集があり、
毎年おなじみの学生や
新しく始めた学生などで
安定の人気ぶりとなっています。
テレビ局の夏イベントでは
どんな仕事があるのか、
バイトは何をしているのかについて
バイトをまとめる部門チーフを務めていた元社員が
業務内容を紹介していきます。
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Contents
テレビ局が運営する夏イベントのバイト内容
テレビ局の夏のイベントは
食をテーマとしたものが多いです。
炎天下でステーキやラーメンを楽しむものや
ビールとつまみが用意されたものが
よくありましたね。
社員はステージの運営や
各ブースの取りまとめをするのですが、
そのなかでバイトは
各ブースの担当スタッフとして
働くことになります。
出店のスタッフ
地元や他県からお店が出店しますが、
バイトは各店舗のレジや列誘導を担当します。
ステージの目の前にも店が設置されるため、
ステージを見る人と
店に並ぶ人を区別するために
仕切りを設けたり
間隔をあけてもらったりというのを
声を出して誘導します。
昼前後は特に混むため
他の余裕あるブースから増員して
みんなで協力することもあります。
運営本部
会場の入り口か中央部に設置される
運営本部では、
ステージのタイムスケジュールが書かれた
チラシを配ったり
会場案内をしたりする場所になります。
特によく聞かれるのが
トイレと喫煙所の位置で、
イベントが始まる前には
この２つは絶対に把握しておけと
念を押されます。
社員も多く配置されていて
比較的余裕があるため
他の大変そうなブースに
まわってもらうことも多いです。
結果、いろんな仕事を経験できる場所と
言えるかもしれません。
ごみ処理
各ブースにもごみ袋を設置していますが、
大々的にごみ集積所として
１カ所に集約する場合もあります。
ここでは
ごみをお客様から受け取って
種類ごとに分別して捨てるという作業があります。
準備段階で
燃える、燃えない、カン、ビン、資源などと
数種類の大きなごみ箱を用意して
ごみを受け取ったら素早く分けられるようにします。
会場の混み具合に比例して
対応するお客さんの数が増えてくるので
かなりの割合で増員たいせいとなります。
ずっと立ちっぱなしのため、
体長を悪くする人が続出するので
水分補給をしっかりできるように
飲み物を販売するブースに隣接するよう
配慮されている場合もあります。
私がここのチーフを務めたときは
予定以上に休憩を取らせるようにして
なるべく涼しい待機所にいてもらってました。
会場清掃
体力仕事では
会場の清掃作業があります。
汚れているテーブルを拭きながら、
会場で体調が悪そうな人や
不審な人がいないか見回りをします。
いた場合は本部に速やかに連絡すれば
社員が対応してくれます。
この仕事も熱中症になりやすいため
休憩を多くとらせていました。
テレビ局の夏イベントの稼働時間
イベント自体は
１０時ごろから１７時ごろまでやっていて、
スタッフは準備・撤収作業があるため
９時集合、１８時解散くらいの感覚ですね。
朝は会場設営と清掃、
夕方は撤収とバイト料の受け取りなどの
作業が発生します。
連日開催の場合が多いですが
集合・解散の時間はだいたい一緒です。
一からの準備や完全な撤収は
イベントの前週や後日に
事業部をはじめとした社員や
委託事業者がやってくれるので、
バイトは軽めの収納作業くらいやれば
帰らせてもらえます。
毎日参加はもちろん、
数日のみ参加でも全然かまいません。
大学の授業やプライベートにあわせて
スケジューリングができます。
日当は１万円前後なので
時給は１０００円以上になります。
通常のイベントバイトと
やることはそんなに変わらないので
お得なバイトだと思います。
他のイベントとの違い
テレビ局が主体のイベントは
テレビ局ならではの特典があります。
ゲストの有名人のステージ誘導などがある
テレビ局のイベントでは
BIGなゲストの出演率が高いため、
好きな有名人に会える可能性が高いです。
イベント開始前にCMでも
出演者が明らかになるので、
それを見てから応募するのもアリですね。
テレビ局の中継を間近で見ることができる
土日のイベントであることがほとんどなため、
地方テレビ局では午前中から
生放送の情報番組を放送している場合があります。
このとき開場前に
イベント会場で中継をやることがあります。
中継クルーは
早朝から現場入りして打ち合わせをしているので
スタッフや地元タレントの動きや打ち合わせの様子を
生で見ることができます。
テレビ局に入社したい人は
必見ですね。
太っ腹なサービスも
大企業がゆえの大サービスもあります。
例えば、
水分補給を十分にするよう言われるのですが、
飲み物はイベントで販売するもののなかから
無償でもらえることがあります。
もしかしたら２本目以降は
買ってもらうことになるかもしれませんが、
バイトの扱いが悪いと
変な評判がたってしまい都合が悪いので
バイトには丁寧に対応しています。
また、昼休憩の時間になったら、
出店で好きなものを買ってもいいと言われ、
純粋にイベントを楽しむ時間を
作ってもらえるかもしれません。
ほかにも
売れ残った食べ物を
おやつや晩ごはん用に
持って帰るというチャンスもあります。
すべてテレビ局側の裁量になりますが、
仕事を頑張っていれば
なにかしらしてもらえる期待感は
他よりは高いと思います。
テレビ局の夏イベントは暑さに耐えさえすれば最高のバイト
炎天下での作業は
熱中症が心配ですが、
そこさえクリアすれば
良いバイトだと思います。
テレビ局の仕事を学ぶ機会にもなるので、
ぜひ参加してみてください。