テレビ番組の収録から放送までの流れを知りたい。
テレビ局制作部の仕事内容が知りたい。
バラエティ番組のスタジオ収録や
生放送の情報番組で流れるVTRは
収録から放送までの間に編集され
テロップやエフェクトがついた状態で
放送に至っています。
実際にどんな流れで完全パッケージ化(完パケ)
されているのかについて解説します。
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Contents
テレビ番組の収録当日
収録当日はカメラマンや出演者に
事前に作成した台本をもとに
どんな風に撮影を進めていくのかを指示します。
収録が終わったら
動画データを編集機に取り込み、
パートごとにフォルダを分けて整理しておきます。
そうすることで
編集の時間が格段に短縮できるんです。
収録から放送前週のうちに
放送前週には放送日までに流れるCMの制作と
本編の編集を同時に始めます。
先にCM素材を作ったら、
チーフディレクターやプロデューサーのチェックを受けて
編成部に搬入します。
その後は本編の編集を進めるのですが、
テロップもあらかじめテロップ制作の担当者に
発注しなければいけません。
大枠の流れが編集できたところで
確実に使うテロップを優先的に発注します。
地方の情報番組の場合、
放送前週には未チェックではあるものの
全体の8割程度は編集が終わっていることが普通です。
収録から放送当週にすること
放送当週には、
本編のテロップがついていない状態(=白パケ)のVTRを
チーフディレクターやプロデューサーにチェックしてもらい、
不要な部分や編集の仕方を変えるべき部分を確認します。
修正箇所を直しつつ
テロップの追加発注を行い、
VTRを仕上げていきます。
生放送用のVTRであれば
2日前にはほとんど完成しているように
作業を進めていきます。
生放送の場合は
VTRを見る前後のスタジオ展開部分も
担当ディレクターが考えるため、
生放送の進行台本で
VTRやその前後のスタジオトークを支持する台本を
作成して放送に臨みます。
収録から放送までには様々な工程が
収録から放送までには
だいたい1週間ほどで準備しています。
細かい作業内容は
他の記事にまとめていますので
制作部の仕事内容については
そちらも参考にしてみてください。