インタビューのコツ!質問方法を元テレビ局員が解説

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どこに住んでいても

大きい駅や官公庁の周辺で

カメラマンとマイクを持った人、

ガンマイクを持った人が

歩き回って質問しているのを見る機会が

あると思います。

 

彼らが撮影しているのは

街頭インタビュー、いわゆる「街録」というものです。

 

世の中で話題になっていることについて

都道府県民がどう考えているのかを質問して回り、

ニュースとして取り扱うというものです。

 

新人記者の場合、慣れていないと

どういう人が答えてくれるのか判断できない。

どんな風に話しかけたらいいかわからない。

どんな答えを導き出せばいいかコツが知りたい。などと

疑問がたくさんあると思いますが、

それらが解決できる記事になればと思います。

 

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Contents

インタビューのコツ|何について聞く?

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インタビューの内容は

その時期に話題になっているものが多いです。

 

6~7月、12月であれば

「ボーナスの使い道は?」

 

年末であれば

「あなたが思う“今年の漢字”は?」

などといったように

視聴者が気になる「ほかの視聴者の意見」

集めています。

 

後者であれば、

毎年京都・清水寺で発表されるものと

あわせて紹介されることが多いです。

 

ニュースデスクから街頭インタビューを

割り当てられたら、

・どんな内容のニュースについてなのか

・どんな世代や性別の人に聞くのが理想的か

・どんな原稿になるようにどんな答えが欲しいのか

質問内容をあらかじめ考えておくことが重要なコツです。

 

前日か取材前に

仮の原稿を書いて質問をするイメージしましょう。

 

インタビューの質問に答えてくれる人・くれない人

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インタビューの経験がある私の視点から言うと、

話を聞く相手は実は

見た目で選ぶのがコツです。

 

それは別に

イケメンとか美女とかということで

決めているわけではないですよ?💦

 

判断基準は、「質問に答えてくれそうか」というところです。

 

記者やカメラマンはもちろん、

時間が無限にあるわけではありません。

 

会社に戻って原稿を書いたり

映像の編集をしたりしなければいけません。

 

だから、

できる限り時間をかけないで

インタビューを終わらせたいわけです。

 

そのため、

明らかに質問に答えてくれなさそうな人は

スルーしているんです。

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彼らに共通するのは、こんな特徴。

・早足

・低いところの一点を見つめながら歩いている

・カメラから逃げる

 

これらに当てはまる人は

例え呼び止めたとしてもインタビューに応えてくれる可能性は

かなり低いです。

 

急いでいるので

これから病院の予約が入ってて」と

断られるのがほとんどです。

 

人が少ない時間帯だと

誰彼構わず聞いていくしかないため

いろんな人に声をかけて質問しましたが、

この特徴の人が振り向いてくれることは

ありませんでした。

 

もし記者として

街頭インタビューを担当することになった場合は、

逆に

・ゆっくり歩く人

・キョロキョロしている人

・カメラの前を堂々と歩こうとする人

にターゲットを絞って質問すると

格段に捕まえやすくなります。

 

インタビュー質問の第一声

テレビ局 記者 インタビュー 話しかける 断られる 質問 コツ

インタビューのターゲットとして目をつけたら、

マイクをもって近づいていきます。

 

カメラにマイクをつないでいるので

カメラマンと一緒に行きます。

 

そして

「〇〇テレビですが、△△について少しお話よろしいでしょうか?」と

質問を始めます。

 

コツは、

①まず名乗ること

②何を聞きたいのかを簡単に話すこと

③低姿勢で話すこと

です。

 

人はいきなり知らない人から話しかけられると

誰でも身構えてしまいます。

 

インタビューの目的は

その人の考え方をありのままに話してもらうことなので

緊張させてしまっては逆効果。

 

怪しい者ではないんだということを

短い時間で伝わるように

意識しましょう。

 

「誰・何・どんなふうに」質問されるのかが分かると

少しずつ相手の緊張がほぐれていきます。

 

「〇〇放送の・△△という質問に・インタビュー形式で答えてほしい」

ということが伝われば

話してくれる確率がグーンとあがります。

 

インタビュー質問の決め方

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答えてくれる人を見つけられたら

今度はいよいよ話を聞いていきます。

 

事前に考えてきた質問は常に頭に入れつつ、

相手の話がまとまったと思ったタイミングで

別の質問を投げかけます。

 

さらに上級者になるためには、

「回答を聞きながらその場で質問を考える」という

テクニックも必要になってきます。

 

「インタビュー」を

一方的に質問して答えを聞くだけでなく

様々な価値観をもつ人との会話だと捉えることで

質問にも回答にも深みが出てきて、

自分にしか聞くことのできない話を

カメラにおさめることができるようになります。

 

単純だけど奥深いインタビュー質問の仕方

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インタビューについてイメージが

湧いてきたでしょうか。

なかなか奥が深いので

相手に本音をこぼしてもらえるように、

コツをつかめるように、

普段の会話から意識してみましょう。

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