テレビ番組を作るディレクターになりたい。
ディレクターと一口に言っても、
どんな種類の仕事内容があるのか分からない。
種類ごとにどんな立ち位置にいるのか知りたい。
ディレクターと言われたら
番組のロケを仕切っているイメージがあると思いますが、
ディレクターのなかにもいくつか種類があり、
他にもたくさんの仕事があるんです。
今回は、ディレクターの種類ごとに
仕事内容を紹介していきます。
テレビ局ディレクターの仕事|ロケ前後でのタレントとの関わり方
ディレクターの求人には未経験から応募可能?元テレビ局員の新人時代
テレビ局ディレクターは休み取れる?仕事のリズムを年齢別に紹介
プロデューサーとディレクターの違いとは?地方テレビ局での仕事内容
Contents
地方局の番組をつくるディレクターの種類
地方テレビ局では
1つの番組の中でも様々な種類のコーナーがあり、
それぞれ違うディレクターが担当しています。
テレビ局の制作部に所属するディレクター
ほとんどのコーナーはテレビ局制作部のディレクターが
担当しています。
ADを兼務していることがほとんどで、
準備からロケ、編集までが
地方局ディレクターの仕事です。
若手でも即戦力として採用されやすいです。
ただ、他の種類のディレクターと違うのは、
テレビ局内で営業部や編成、報道への異動の可能性がある
総合職だということです。
ディレクターを専門で定年まで働ける人は6割程度で、
特に若いうちは異動が多くなりがちです。
制作会社のディレクター
ディレクターの仕事を専門でできるのが
制作会社のディレクターです。
テレビ局から委託を受けて
ロケに行って撮影をし、
撮影した素材を搬入します。
主に人繰りが厳しいときに委託することが多く
台本や編集はテレビ局のディレクターが担当するため、
制作会社のディレクターは
撮影を仕切ることがメインの仕事です。
ただ、下積みが長い場合があり
ADとして雑務を何年かこなさなければならず、
やりたいことができるようになるまで
時間がかかる可能性があります。
フリーのディレクター
上記の2つに属さないもので、
まれにあるのがフリーのディレクターです。
地方タレントが自ら事務所を立ち上げて
制作会社のような仕事をする場合もありますが、
その会社が立ち上がる前に
一度フリーランスのディレクターとして
経験を積むということがあります。
番組に出演するなどして
お世話になっているテレビ局から仕事をもらい、
ディレクター業をやらせてもらうパターンがよく見受けられます。
人手不足のテレビ局では
あり得ない話ではないでしょう。
単発番組やミニコーナー枠に
採用されるのがありがちなパターンで、
情報番組の1コーナーをやるなどといった
テレビ局の色が出る番組には関わらず、
むしろ出演者として呼ばれることがほとんどです。
地方でも様々な種類のディレクターとして活躍できる!
このようにテレビ局の番組は
様々な種類のディレクターが関わって
できあがっています。
地方で大きな番組を担当したいなら
テレビ局のディレクターとして就職、
自分のペースで考え方を番組で表現したいなら
制作会社やフリーのディレクターとして
仕事をすることをお勧めします。
やりたいことにあわせて
就活する会社を見極めましょう。