テレビ局報道記者の仕事とは?普段から考えていること

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テレビ局 報道記者 忙しい 取材日々流れるニュースを

構成しているのは報道記者です。

テレビ局の報道記者はどんなことを考えて

逆算して仕事をしているのか。

どうしたら視聴者の関心をひく原稿を

書くことができるのか。

 

元報道記者が取材前後での

仕事中の考え方について解説します。

 

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Contents

テレビ局の報道記者が考えていること

取材の仕事にあたって

テレビ局の報道記者が特に考えなければいけないのが

・ナレーションのこと

・映像のこと

・インタビューのこと

の主に3つです。

これらを同時に考えるから忙しいわけです。

 

取材前後での違いを

見ていきましょう。

 

テレビ局報道記者の取材前

テレビ局 報道記者 忙しい 取材報道記者は取材前には

・どんなことを伝えたいか

・そのために何を撮影すべきか

・インタビューではどんなことを聞くか

を考えています。

 

何秒のニュース枠のなかで

どのくらいの割合をナレーションに、

残りをインタビューや音を聞かせる部分に

充てるかの配分を考えなければいけない。

 

そのため、

取材前日から仮の原稿を書いて

構成を考えるという点では、

前日から仕事が忙しくなっています。

 

テレビ局報道記者の取材中

取材中は

・現場に来ないとわからなかったことを整理する

・実際に見てみて、撮影すべき部分の変更点はないか

・それを踏まえてインタビューで引き出したいコメントは何か

を考えます。

 

事前に聞いた内容だけでは分からない

現場の雰囲気や

イベントの肝の部分をつかみとり、

原稿に反映させるのが上級のテクニック。

 

テレビ局の報道記者は新聞記者と違って

映像で視聴者に想像させることも

意識しないといけないので、

取材中が最も忙しく動くことになります。

 

テレビ局報道記者の取材後

テレビ局 報道記者 忙しい 取材報道記者は取材のあとも

仕事が残っています。

 

・撮影した映像をもとに原稿を完成させる

・インタビューをした中で使う部分を決める

・見せたい映像を選んで編集する

という作業です。

 

原稿を完成させたら

デスクが添削を行います。

その間に映像の編集をするわけですが、

基本的には

撮影をしたカメラマンが

編集をするという役割になっています。

 

修正前の原稿を参考に

映像を切り貼りして

つないでいきます。

 

報道記者の方から

ぜひ取り入れてほしいという瞬間を

リクエストすることで

イメージ通りのVTRにすることができます。

 

修正後の原稿の

読みの秒数に合わせて

映像を伸ばしたり縮めたりと手直しをしたら完成。

 

アナウンサーと読み合わせをして

放送用のサーバーに送出します。

 

テレビ局の報道記者をやっていて養われれる力

テレビ局 報道記者 忙しい 取材1日で1つの仕事が完結して、

明日には別のことを考えなければいけないのが

報道記者という仕事です。

また、取材が数日にまたがる場合は

そのことも考えつつ

当日の別の取材に臨まなければいけません。

 

そのため、

・ON/OFFの切り替え

・スケジュール管理

・同時進行

の力が次第に備わってきます。

 

これを繰り返すことで

将来はデスクとして

各報道記者の取材繰りを考えたり、

ニュースを放送する順番を決めたり

そのために自分が前々からやっておくべきことを

考えたりという作業が

同時並行でできるようになります。

 

どの業界でも

この能力がある人は重宝されるため、

個人としての価値も上げることができます。

 

テレビ局の報道記者は「マルチタスクの鬼」

職人的というよりかは

オールラウンダーが成果を出しやすいのが

テレビ局の報道記者です。

 

毎日の作業が「忙しい」と

思わなくなったら上級者。

 

さらに独自に入手したネタを

バンバン提案するようになれば

評価も急上昇し、

ドキュメンタリーの特別番組の制作など

様々な仕事を任せてもらえるようになります。

 

短所として

「飽きっぽい」「長続きしない」

「何をやっても平均的」

などを挙げている人がいたら、

テレビ局の報道記者という仕事は

天職になるかもしれません。

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