記者が取材に出かけるときの道具3選!元テレビ局員が準備内容を公開

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テレビ局の記者が取材に行くときのイメージが湧いてこない。

テレビ局の記者になったら取材のとき何を気をつけたらいいかわからない。

テレビ局の記者が上手く取材をするためにすべきことが知りたい。

テレビ局の記者になりたい人、

入社が決まった人で

取材の経験がなく方法が分からないという人が

ほとんどだと思います。

 

事前準備はどうしたらいいか、

プロはどんなことに気をつけているのか、

経験者が解説していきます。

 

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Contents

取材前日

テレビ局 記者 取材 準備 道具取材のほとんどは前日に行先が決まります。

夕方にニュースデスクが記者とカメラマンを指定し、

場所、社発時間、内容を割り振るので、

そこで初めて次の日の予定が判明します。

 

行先が決まったら

会社に届いているプレスリリースを確認します。

どんな内容の取材なのか、

原稿はどんな流れにするかをここで決定します。

 

毎年行われているイベントであれば、

どんな伝統があるかをインターネットで調べたり、

過去に取材した先輩の原稿を確認したりします。

 

若いうちは上司からも

過去の原稿を参考にするといいよなどと

アドバイスをもらうことがあるので、

真似をすることは悪いことではありません。

むしろ先輩のやり方から

いいものを吸収していきましょう。

 

取材当日の持ち物

テレビ局 記者 取材 準備 道具 名刺取材前までにある程度原稿を

完成させておくことが大事ですが、

リリースやインターネットからの情報だけでは

書けない部分もあり、

残りは取材先で確認します。

 

取材には

・もらったプレスリリース

・名刺

・ペンとノート

を持っていき、

足りない情報を担当者から聞き出します。

 

プレスリリース

イベントの概要が書かれていて、

原稿の構成にあたって重要なものです。

 

書かれていることから

一歩踏み込んだ質問をするために

あらかじめ読み込んでおくと

深みのある質問が

できるようになります。

名刺

イベントの担当者に

ごあいさつするために必要になります。

 

取材後に分からないことがあったときに

連絡先が書いてあるので

名刺を見ればすぐに聞くことができます。

 

また、インタビューをお願いした場合に

名前のテロップを入れるのですが、

漢字の間違いを防ぐためにも

役割を持っています。

ナレーションで名前を読み上げる場合は

読み方も確認しておきましょう。

ペン(ノートもあれば)

現地で聞いたことを

まとめるために必要です。

 

逆に持たない方が

不思議かもしれませんが、

うっかり忘れてしまうこともあるので

(経験者です…)

常に2、3本は

携帯しておくようにしましょう。

 

取材後

テレビ局 記者 取材 準備 道具 原稿会社に戻ったら

原稿の虫食い部分を埋めていき、

インタビューの文言や秒数を入れていきます。

 

8割くらいは書けていると思うので、

作業は30分以内で終わるでしょう。

 

書き終わりニュースデスクに報告したら

編集作業用の編集ブースにいる

カメラマンのところに行き、

映像の順番などを報告します。

 

原稿の手直しもあるので

若干の修正は入りますが、

確実にわかっているインタビューの使いどころなどを

先に指定し、抜き出してもらいます。

 

OA用の原稿ができあがったら

カメラマンのところに持っていき、

編集作業を終わらせます。

 

その後、テロップの間違いがないかを確認して

OAされた映像を確認します。

 

放送終了後

テレビ局 記者 取材 準備 道具 反省放送が終わったら、

今回の取材の段取りや

もっと深堀りして聞くべきだったことなどを洗い出します。

 

取材のジャンルごとに

だいたいの流れが決まっているので、

何度も取材する中で慣れていき

意識しなくても流れ通りに進められるようになって、

それからさらに聞きたいことを考えて

実行していくといいでしょう。

 

「深掘りできること」とは

どんな取材でも原稿化すべきことは

取材前からイメージはできます。

 

イベントの発端、継続年数、目的、期間…などです。

この辺りは考えなくても確認しなければいけないと

分かるようになってきますが、

それ以上のところが何なのかがわからない。

テレビ局 記者 取材 準備 道具 雑談

これを解決できる方法は「雑談」です。

原稿に関係なさそうな部分を

担当者と話すことが実は重要ということが往々にしてあります。

 

例えば、

担当者が過去のイベントで体験した話や

最近困っていることなどを話してもらいます。

 

すると、

地域の少子化で参加する子供が

年々少なくなってきているとか

参加者に実は並々ならぬ思いがあったとか

傍から見てはわからない情報が入ってくることがあります。

 

これをあえて原稿に入れて

インタビューの中でも

少子化についてや参加者の思いについて聞くと

普通に取材するよりも深みが出てきます。

 

これが上級者のテクニックです。

私が上級者だと言っているわけではないですが、

先輩の取材に同行して分かったのが

この「雑談力」だったんです。

 

雑談を制する者は、取材を制す。

これだけでも覚えて帰ってください。

取材していて純粋に気になったことを

ポロっと担当者に漏らしてみると、

思いもよらない情報が入ってくるかもしれませんよ。

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