テレビ局でカメラマンとして映像制作に携わりたい。
カメラマンの求人事情が気になる。
テレビ局のカメラマンに就職するために
どのくらいの学歴が必要なのか知りたい。
カメラマンは専門的な撮影技術が必要なイメージがあって
誰でも簡単になれるような仕事ではないんだろう。
理系の一流大学出身でないと
就職できないのではないか・・・と思っている方も
多いのではないでしょうか。
私が地方テレビ局にいた頃、
様々なカメラマンと一緒に
取材やロケに行きましたが、
話を聞くと学歴やカメラマンとしての経歴は
意外なものであることに気が付きました。
今回はテレビ局のカメラマンが
いかにしてキャリアを積んでいったのかについて
紹介します。
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Contents
カメラマンの学歴は人によって様々
テレビ局のカメラマンは
報道や営業のスタッフと同じように
CMやホームページで求人募集をしています。
毎年どこかの局では新卒や中途採用問わず
募集していますが、
新卒の条件は専門卒以上というのが相場になっています。
ただ実は、カメラ技術の専門学校を卒業していなくても
カメラマンになっている社員もたくさんいるんです。
カメラマンの学歴パターン
地方の場合、1つのテレビ局に
だいたい20人くらいのカメラマンが所属していますが、
その経歴は1人1人違います。
①カメラマンの専門学校を卒業
最近の若手カメラマンの多くは
ここに当てはまると思います。
カメラの操作方法や
基本的な技術を学校で学び、
ある程度実戦経験を積んでから就職する場合です。
先輩の取材に同行して
少しずつ実践的な考え方を学んでから
1カ月から半年程度の研修期間を経て
一人前として活動し始めます。
カメラマンの頭数が少ないところでは
すぐにカメラを持たせてもらえるので
早くからやりがいを感じやすい環境になります。
②カメラアシスタントのバイトからスタート
いち早く実戦経験を積めるのが
バイトから始めるパターンです。
大学生や専門学生向けにテレビ局の生中継の現場などでの
カメラアシスタントのバイト求人があります。
カメラマンの後ろについて歩き、
ケーブルがひっかからないように
引っ張るという仕事で、
誰よりも近くでカメラマンの仕事を見ることができます。
学生時代からカメラマンやディレクター、報道記者と
コミュニケーションをとり、
そのつながりからテレビ局に就職して
自分もカメラマンになるというのが
王道の就職パターンの一つになっているんです。
この場合、カメラの知識よりも先に
現場での判断の方が先に身につくので、
未経験だと下積みは長いかもしれませんが、
その分現場に出た時の対応力ができあがっているので、
成長は早まると思います。
③未経験からスタート
意外と多いのが、
全くの未経験から就職するパターンです。
テレビ局のカメラマンは
未経験からでも募集しているので、
入社してから初めてカメラというものを
教えてもらうこともできるんです。
こちらも一人前になるまでの流れは
カメラマンの専門学校を出たタイプと同じですが、
現場に出てカメラマンとして働くまでの
期間が違ってきます。
カメラに触れたことがない段階から
スタートするので、
まずはカメラアシスタントから始めることになります。
でも、未経験からカメラマンになれるというのは
大きいと思いませんか?
思い立った時点からカメラマンに
なることができるということですから。
テレビ局のカメラマンはハードル低め?
ここまで見ると、
カメラマンになるためにそこまで高いハードルを
越える必要がないと思いませんか?
理系的な知識は多少必要になりますが、
慣れてしまえば自分の撮りたい映像が
撮れるようになってきます。
まずは実際の生中継現場に行ってみて
雰囲気を感じてみてはいかがですか?
情報番組の場合、次週予告で
翌週の生中継現場を教えてくれるので
注目してみてください。
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