テレビ局のディレクターは
番組あるいは1コーナーを作るために
どんな仕事をしているのか知りたい!
テレビ局のディレクターになれば
仕事でタレントと関わりを持てるようになると思うけど、
実際にどのように接しているのか気になる。
仕事でタレントと関わる機会が多いのは
テレビ局のなかでは断然、ディレクターです。
では、実際にロケの前後で
どのような打ち合わせをして
1つのVTRができあがっているのか、
元ディレクターの私が
地方タレントとの仕事について解説していきます。
テレビ局ディレクターの仕事|ロケ前後でのタレントとの関わり方
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Contents
ロケ前にディレクターがタレントと関わる仕事
テレビ局のディレクターは
ロケをする前に台本を書きます。
プロデューサーや番組を統括するデスクの確認をもらったら
出演するタレントに台本を渡します。
タレントによってはマネージャーを通して
渡してもらうこともありますが、
地方タレントであれば
事務所に所属せずに仕事をする人が多く、
直接メールで渡すことがほとんどです。
ロケの進め方について分からないことがあれば
タレントの方から聞いてもらって
時には仕事外の時間に
メールや電話で打ち合わせをし、
ロケ当日を迎えます。
テレビ局ディレクターとタレントのロケ中の打ち合わせ
ロケ中は基本的に
ディレクターは撮影を仕切って
撮影開始と終了の合図を出すのが仕事です。
台本も流れをざっくり決めて
あとはタレントのアドリブで進めてもらうので
撮影がスムーズに進むように裏方の仕事を全うします。
がっちりセリフまで決めることはあまりありません。
現場で起きたハプニングが
VTRの面白さにつながることを期待しているからです。
テレビ局ディレクターとタレントが放送日までにすること
ロケが終わったらディレクターは
テレビ局内の編集機で映像の編集の仕事を始めます。
事前にタレントの方から
カットしてほしい部分を聞きつつ、
番組のテイストにあわない部分を入れないように心掛けながら
放送尺に合わせて画をつないでいきます。
コーナーにもよりますが、
20分のVTRを作るのにだいたい1週間くらいかかります。
その間は常に編集室に籠りっきりで仕事をするので、
誰とも会話せずに1日が終わることもあります。(笑)
生放送の場合は
タレントが生で原稿を読む部分があれば
当日にその打ち合わせをして本番に臨みます。
想像以上に密に関わるテレビ局ディレクターとタレント
テレビ局ディレクターはロケ当日だけでなく
かなり密接にタレントと関わりを持ちながら
仕事を進めていくことが分かったと思います。
タレントに会ってみたかったという人は
タレント同士よりも
ディレクターとタレントの方が関わる機会が多いので、
自分が出役になるよりも
ディレクターになるべく
テレビ局に就職することをおすすめします。
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