テレビ局で仕事をしたいという人は、
男女問わず多いと思います。
男性、女性ともに
アナウンサーやカメラマン、ディレクターなど
「仕事」と一概に言っても
様々ななりたい形があるでしょう。
しかし、自分がやりたい「テレビ局の仕事」を考えたときに
性別的に少数派になってしまうのではないかと
不安になっている人ももしかしたらいるのではないでしょうか？
例えば、アナウンサーに女性が多いイメージがありますが、
私は出役よりも記者として
仕事を通して地域の今を深掘りしたいと
考えている女性の方。
テレビ局の募集対象からして
学歴も申し分ないけれど
女性の記者は少なそうで気が引ける…とか。
女性だけどカメラマンをやってみたいという人も
いるでしょう。
しかし、重たいカメラを持つのは男性のイメージがあり、
女性がカメラマンをやるのは
テレビ局としても想定されておらず、
そうなると肩身が狭い思いをしなければいけないのではないか…？
と考えたりして。
そんなことはないんです。
テレビ局には裏方にも
女性社員はたくさんいます。
実際にどんな仕事内容、パターンがあるのか、
私がいたテレビ局を例に紹介していきます。
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Contents
テレビ局の男性・女性の比率
テレビ局全体としては男女比率をみると、
本当に半々くらいです。
重役にはいまだ
男性が採用されるケースが多いですが、
それでも女性取締役ももちろんいます。
部長クラスになると
女性の方が多くなる年もあるくらいです。
女性の活躍の場がたくさんあるのは、
男女どちらにもできる仕事がある一方で
女性のみに任されている仕事も数多く存在するからです。
テレビ局の女性メインの仕事
テレビ局には、
女性を中心に採用となっている仕事が
いくつかあります。
AD
AD＝アシスタントディレクターは
歴代の全員が女性でした。
報道部、制作部に関連する事務作業に加えて
生放送の本番ではTK＝タイムキーパーに名前を変え、
放送時間の管理という重要な仕事を任されたり、
時には５分くらいのテレビ局の番宣CMなどの
編集もしたりしています。
事務
これはイメージがつきやすいかと思いますが、
各部署の事務作業をしたり、
エントランスやグッズ売り場の受付などは
すべて女性がやっています。
契約社員として
基本的には３年ごとの契約更新となり、
入れ替わりの激しい仕事です。
ホームページ担当
多くの人が検索し目にするホームページの制作は
女性が中心となって行っています。
なかにはプログラミングスキルのある男性もいますが、
ホームページ担当は
グッズ制作やHP全体のデザインなどもやっていて、
キャッチーな可愛さや美しさを求められるため
女性が任されています。
女性も活躍する男性多めの仕事
女性的な仕事は女性が任されるのは分かりやすい。
でも、私は一視聴者としてテレビ局をイメージした時に
浮かんでくるような記者やカメラマンがやりたい！
という方。
男性が多そうな仕事には
実は想像以上に女性が携わっているんです。
記者
よくニュースを見ていると、
名前は知らないけどよくリポーターとして出てくる女性がいるなと
思うことがありませんか？
アナウンサーがニュースでリポーターを務めることもありますが、
大半は記者の女性です。
自ら取材して現場の状況をリポートし、
原稿も書くといった「記者」の仕事も
女性がやっている場合があります。
比率でいえば男性の方が多くなりがちですが、
取材ネタによっては
ほとんどが女性記者の現場もあります。
私は料理関連の取材に行ったときに
テレビ局や新聞社から来ていた
ほとんどが女性記者で
逆に肩身が狭く感じたこともあるくらいです…。
ディレクター
番組のディレクターにも女性がいます。
一人もいないところはないんじゃないですかね？
私のいた地域でも
自分の局はもちろん、
ライバル局にも必ず女性ディレクターがいましたね。
力仕事が多いわけではなく、
撮影や中継の台本を書いて
必要なタイミングでカンペを出すなど
女性でもできる仕事なので
目指して悪いことはありません。
男性は多めですが、
女性にしかない感性で番組を作ることができるので、
そういった意味では
クオリティの差別化ができて重要な役割を担っています。
カメラマン
これはイメージなさそうですね。
重いカメラを担いで、
時には過酷な山登りや川下りの取材現場もあるなかで
女性がカメラマンをやっているのは
あまり見かけないと思います。
しかし、やはり一定数は存在するんです、女性カメラマンも。
私が見た限り、
ベテランさんはあまりいませんでしたが、
２０代などの若手には女性カメラマンが
何人かいました。
体格も普通からやせ型の間くらいでしたが、
軽々とカメラを持ち上げていて尊敬しました。
テレビ局は芸術の世界なので
美を追求したい女性がカメラマンになるのも
納得がいきます。
テレビ局には女性が輝く場所がたくさん！
こうやってみると
テレビ局ではいろんな形で
思ったより女性が活躍できる場所があると分かりますね。
そもそも人手不足で悩んでいるテレビ局なので、
女性が入るとますます活気が出てくるのではないかと思います。
テレビ局を志す女性の方、
アナウンサー以外にも仕事はたくさんあるので、
就職を考えてみては？
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