テレビ局のディレクターになりたい!
でも自分がディレクターに向いてる人なのかどうかが分からない・・・。
ディレクターとして活躍している人には、
共通点がありそう。
アイデア力や編集力、映像についての知識が豊富な人などなど。
考えると理想と現実の距離がありすぎて
ディレクターになるということが
途方もない夢のように感じてしまう。
しかし、ディレクターにはもちろん様々なタイプの人がいて、
よくいわれる、向いてる特徴にあてはまらなくても
長年続けているディレクターはたくさんいます。
今回は、地方局でディレクターをしていた私が思う
ディレクターに向いてる人の特徴を紹介しつつ、
向いてなくても続けられると思う人の特徴も挙げていきます。
プロデューサーとディレクターの違いとは?地方テレビ局での仕事内容
テレビ局ディレクターの仕事|ロケ前後でのタレントとの関わり方
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Contents
ディレクターに向いてる人の特徴
まずは、ディレクターに向いてる人の特徴です。
アイディアや構成の力などは
当然あれば上級者ですが、
それは経験を積んでいけば身についてくるものなので
性格など内面で必要なところを見ていきたいと思います。
私が見ていたデキるディレクターの先輩の例を思い出しながら
3つ挙げていきます。
雑談が好きな人
意外と大事なのが、雑談が好きかどうかでした。
地方局のディレクターは、局にもよりますが
タレントやアナウンサーとカメラマン、音声のスタッフを乗せて
自ら車を運転してロケ先まで向かうパターンが多いです。
数時間ほど運転することもあり、
その間はみんなで会話をしながら過ごすことになります。
その日のロケの話ももちろんしますが、
全く関係のない身の上話などもしています。
雑談を楽しむことで
ロケクルー全体の雰囲気がよくなって
VTRの雰囲気のよさにもつながるので
雑談好きな人はディレクターに向いてる人と
言えるでしょう。
さらに関係のない話を楽しみながら
ロケ先でのアドリブに生かせるようになれば
台本以上に面白いロケができるので
差をつけられる要素の一つではあります。
どんな状況も楽しめる人
冷静にかつその場の雰囲気を楽しめる人も
向いていると思います。
基本的には台本通りにロケが進められていきますが、
その場で生まれるハプニングもよく起こります。
VTRのテイスト次第でNGにして
もう一度撮りなおすこともありますが、
あえてハプニングを生かして編集する人もいます。
台本にないからこそ面白いこともあり
出演者の人間性も出て深みが出るので
NGになりそうな状況でも楽しめる人は
面白いVTRを作ることができるでしょう。
心配であれば、
念のためTAKE2を撮っておけばいいだけの話ですからね。
短期間でも集中力を発揮してこだわれる人
台本作成や編集の話になりますが、
短時間で効率的に作業できる人がディレクターに向いているでしょう。
何個も番組を抱える場合や
撮影の予定が詰まっている場合が多く、
ディレクターは日々作業に追われています。
ロケ、編集、生放送作業のどれが好きかは
ディレクターによるので、
好きな作業に重きを置いて
それ以外は淡々と効率的に進めることができれば
やりがいを高めることができます。
一日の数時間をしっかり集中して作業できる人は
その分休みをとることもできて良いこと尽くしです。
ディレクターに向いてる人と続けられる人の違い
これらの特徴にあてはまらないからといって
ディレクターの夢を諦めるのはまだ早いです。
向いているかどうかだけでなく、
続けられるかどうかも大事です。
ディレクターをやってみて思うのは、
そもそもテレビが好きだという点と
自分が作ったVTRをタレントに観てもらい
放送中に感想をもらえるという点など
やりがいにつながる部分が
ディレクターを続けられた理由だったということです。
嫌な部分を削っていけば仕事は続けられます。
それは遊びや勉強でも同じだったはずです。
いかに楽しくできるかを考えることは
誰しも経験していると思うので、
それを面接でアピールすることで
「この人は長く会社に居続けて、貢献してくれる」
と思ってもらえます。
むしろディレクターに向いていることよりも
仕事を長く続けられる理由を挙げた方が
内定率が高まると思います。
ディレクターに向いてる人と続けられる人はテレビ局を目指してみては?
ディレクターに向いてる人、続けられる人は
どちらもテレビ局が求める人材です。
効果的なアピールをして
内定をつかみ取りましょう!
面接対策などは
他の記事にまとめています。
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